たばこのうそ!本当!

たばこは体に悪い」「吸うと他人に迷惑をかける」と耳にタコができるほど聞かされているのに、「ホントのところはどうなの?」とまだ疑っているあなた。次にあげた、たばこをめぐる常識のウソとホントを見分けることができますか?

1、たばこを吸うと、頭の働きがよくなる 
これは勘違いです。たばこを吸うとニコチンによる血管収縮作用が起きて、脳の血流が減少し、また一酸化炭素ヘモグロビン濃度が上昇して、中枢神経への酸素供給が減るので、頭の働きは悪くなります。喫煙者がたばこを吸うとすっきりする、と感じるのは、たばこを吸っていないときは覚醒レベルが低くなっているからで、たばこを吸う事でやっと人並みに覚醒するわけです。

2、たばこはダイエット効果がある 
残念でした。たばこでやせるとは限りません。禁煙すると太るといって、禁煙をしぶる人が時折見られます。これは禁煙によって味覚や消化力が回復し、食べ物が美味しく感じられるようになって、食欲が増すからです。また口寂しさから、ついものを食べてしまうということも原因でしょう。

3、たばこをやめると落ちていた肺機能も回復する 
これはホントにホント。人間の体には修復作用があるのです。禁煙して12時間以上も経つと、もう肺や心臓の修復機能が内部から始まります。すすだらけで真っ黒に見える肺でも、禁煙して2年もすると元の働きに戻ります。

4、喫煙者は非喫煙者の約5倍も肺がん死亡率が高い
予防がん学研究所の平山雄博士の調査では、男性の場合、1日に15~24本の喫煙者の肺がん死亡率は、非喫煙字の約5倍にもなるそうです。1日に50本以上吸うヘビースモーカーの場合、この数字は更に高くなり、約15倍と言われます。この他にも喉頭がんや膵臓がんなど、いくつかのがんにかかる危険率が高くなります。

5、たばこは胃腸にも悪影響を与える 
ニコチンの作用で、胃の粘膜血液量が減少して抵抗力が弱った状態になり、本来食物を消化すべき胃酸が胃の粘膜を消化してしまい、胃潰瘍をひき起こすことがあります。また十二指腸潰瘍も喫煙が原因になりえるとする向きもあります。たばこが口腔がんや食道がんに加え、胃がん発生の危険を高めることも指摘されています。

6、喫煙者は骨粗鬆症になりやすい 
本当なのです。これは男女ともに認められる現象です。喫煙を続けると、骨粗鬆症を予防するカルシウムの蓄積量が若いうちから低下するためといわれます。たばこを吸えば吸うほど、骨はもろくなっていくのです。

いかがでしょうか?認識と合っていましたか?

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