女性おまんこ切除の目的と体への弊害

歴史的に見てこの女子割礼(おまんこ 切除)は2,000年もの間、赤道沿いの広い地域のアフリカや諸国で行なわれてきた。現在ではアフリカの28ヶ国、アラブ諸国、アジアの一部で、主に生後1週間から初潮前の少女に行われる。アフリカの人口増加に伴い、以前より多くの少女たちがおまんこ切除を施されている。性交の快感を抑制し、人口増加・性病などに歯止めをかけようとする政策である。基本的に、おまんこ切除の具体的な内容は、施術前の少女達には知らされない。

欧米諸国では、この慣習が行われる地域から移民した人たちの間でも、広く行われていることが昨今の調査で明らかになり、法的な規制を制定する国も増えてきている。さらに、母国におけるおまんこ切除の危機が、欧米諸国への亡命への条件として認められるか否かが、論じられる事も多い。

日本など先進国では、主に自らの人体改造の為に性器切除手術を受けるが、性同一性障害の者が受けたという例もある。

■おまんこ切除の国際的世論と廃絶
国際社会において、特に1970年代頃から著しく女性虐待であるとして非難の声が強くあがった。反して当事国はそうしたプレッシャーは自国の文化を否定するとして、文化相対論的論議がおこった。しかしながら昨今では国際的世論とアフリカ内からの廃絶の声とが手を取り合った動きが活発化しはじめている。
最近の動向では、西アフリカの指導者や、ケニアでおまんこ切除を禁止しているものの、その後禁止がまったく履行されていない。
女子おまんこ切除廃絶の国際運動を行っているワリス・ディリーが1999年発表したデータによると年間に200万人、日間に5,500人近い少女がおまんこ切除を受け、おまんこ切除された女性は1億3千万人以上で、累計では13億人にも達すると推定している。
おまんこ切除廃止の為の女性団体、La Palabre(ラ・パラーブル)が設立された。同団体の欧州メンバーとして性器切除、性的暴力や強制結婚を綴った自伝「切除されて」の著者であるキャディ・コイタがいる。

■おまんこ切除の施術方法
一般に土地の伝統的助産婦によって、剃刀やナイフ、鋭い石などが使われ、母親や親族の女性に押さえ付けられて行われる。 不衛生な状況下でたいていは麻酔や鎮痛剤無しで行われる事が多いが、エジプトなどでは医療関係者が行っていることがわかり問題となった。 泥や灰などが出血を止める為に用いられる事もある。

■おまんこ切除の目的
大人の女性への通過儀礼。 結婚の条件とされている。 結婚までの純潔・処女性の維持を保てると信じられている。 女性のおまんこ(外性器)を取り去り性感 を失わせることで、女性の性欲をコントロールできると信じられている。 ソマリアでは、「女性は二本の足の間に悪い物をつけて生まれた」と言われており、陰部封鎖させる。

■おまんこ切除に伴う体への弊害
先述のおまんこ切除の施術方法で行われる事が多いため、大量出血、施術中の激痛、回復まで続く痛み、様々な感染症などを引き起こす。また、手術中のショックで意識不明や死亡に至る場合もある。 後遺症としては排尿痛、失禁、性交時の激痛、性行為への恐怖、月経困難症、難産による死亡、HIV感染の危険性など、女性の生涯にわたって極度の影響を与える。
痛みを恐れて排尿しなかったために濃くなった尿が傷口を刺激し、更に痛みを増すという。 陰部封鎖の場合、結婚初夜に夫が縫い閉じられた陰部を切り開く部族がいる。自力で花嫁の陰部を開いて性交を果たせなければ面目を失うという。

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